野菜嫌い克服の第一歩?! ヤマのがっこう in 秦野 COOP主催イベント 2018年度 体験記
今回は、COOP共済主催のイベント「ヤマの学校」を家族みんなで体験してきました。
はじめに・・
これは4月から9月までの月に1回継続的に畑作業の体験をするイベントになります。
申し込み人数が多いと抽選となり、当選した家族が一家族¥9000参加費を支払って月1回継続的に参加します。
野菜嫌いの子が増えている今。
そして、野菜がどうやって畑で育っていくのか知らない現代の子どもたち。
こうした子どもたちにとって、とてもいい経験になるのではないかと思い初めて参加申し込みをしてみました。
その結果、見事当選し参加できることになりました。
参加したのは2018年4月から9月の期間です。
ヤマの学校ってどんなことをするのかなぁとネットで調べてみてもヒットせず、全く全貌が明らかにならずに参加することになりました。
なので、「これから参加を考えている方にこんなことが体験できるんですよ」とわかりやすいものになればと思い書いてみました。
とってもいい経験になりますので、ぜひご覧になって参加してみてくださいね!
ここでは、参加するまでのこと、参加後の感想などを記載しました。
やっている最中の写真や流れなどは別のページに出来次第アップしたいと思いますのでご覧ください!
どうやって申し込みしたの?
我が家は、宅配サービスの「おうちCOOP」を利用しています。
そのチラシの中に「mio」というものがあり、生協主催のイベントがいろいろ記載されています。そこに載っていたものです。
そこに申し込みの仕方が載っていたので、それに沿って申し込みをしました。
こちらがその時のチラシです。
チラシをよくチェックし、見逃さないようにして申し込みをしてみてくださいね。
筆者が電話で申し込みしたときに聞いたところ、結構申し込みが入っているので抽選になるかもしれませんと言われました。
(後で里山づくりの会の方に聞いて知った話ですが、今までは抽選になることなくできるような人数だったようです。今回は希望者が多く倍率3倍くらいの抽選だったそうです。そして、最終日にわかりましたが、昨年もヤマの学校を経験されたご家族が一組だけ今回も参加できていました。他のご家族は抽選もれしてしまったのだとか・・段々人気のイベントとなってくると毎年参加するのは難しいようです。)
後日、抽選の結果が封書で届きその中に会場までの地図や9月までの日程表などの詳細資料が同封されていました。
ヤマの学校開催日程について…
ヤマの学校は1カ月に1回あります。
駐車場は無料で利用できるスペースがありますのでご安心ください。
その日は、朝10時〜13時半頃までになります。
9時半集合となり、その日の説明などを受けてから作業開始となります。
お昼ご飯を買うところが近くにはないので、必ず事前に準備して持参します。
午前中、畑の作業をしてお昼ご飯を近くの菩提上会館で食べます。
その時、COOPの方が来てクイズなどをしながら楽しい時間を過ごします。
この時に、畑で採れる野菜を利用したおかずなどを地元の方(里山づくりの会の方々)が作ってくれ試食をすることができます。
お箸を忘れずに持参しましょう!
収穫した野菜は、参加した家族分で振り分けて持ち帰ることができます。
その野菜の美味しい料理方法も、地元の方がいろいろと教えてくれます。
持ち帰ってから親子で野菜を保存したり、夕食に利用したりするのも大切な楽しみの一つです!
あと、このヤマの学校の日以外にも月に2回程作業日と言われて参加可能な日もあります。
作業日は、畑の雑草取りをしたり、収穫をしたりします。
作業日は9時〜11時半までが作業時間となり、お昼ご飯は必要ありません。
ただ、お昼を食べてから帰りたい方には菩提上会館を解放してくださいます。
作業日は、ヤマの学校の日と違い参加される方が半分くらいと少ないので収穫があるとたくさん持ち帰ることができます。
もし、ヤマの学校の日や作業日が台風などで作業できない場合は前日までに里山の会の方が判断して連絡をしてくれます。
今回も一度、台風で中止になったことがありました。
その時は延期ではなく、当日又は次の日に野菜を取りに来れる方だけ行くというものでした。
前日に収穫作業を里山づくりの会の方がしておいてくれ、取りに来れる家族分に分けて菩提上会館にて引き渡ししてくれるという感じでした。
たとえ中止となっても、別日に延期ということはないようです。
多分事前に日程を伝えてあることと、収穫や苗植えの日程上変更は難しいのだと思います。
どんなところが良かった?
畑作業なので、天候に左右されることもありますがそれも子どもにはいい経験となりました。
いつでもスーパーには野菜が並びますが、畑は風が強いと野菜が落ちて収穫できなかったり、猛暑でうまく実らなかったりします。
農家の方が育てることの大変さを知ることができたのではないかと思います。
又、スーパーでは泥もついていない真っ直ぐな野菜が並んでいます。
畑では抜きたての泥つきや、キュウリが曲がっていたり大根が二股だったり…キレイな形の野菜が育つためにはいろいろ苦労しないとできないことも知りました。
普段スーパーでは目にしない野菜もいろいろ育てました。
バナナピーマン、かき菜など…ピーマンや葉物が苦手な子も普段より食べることができました。
自分で収穫したからというのもあるとは思いますが、甘みがあったりして食べやすかったようです。
普段ピーマンが食べられなかったのに、バナナピーマンが食べられたことでピーマンを食べられるようになったと喜んだりしていました。
少しでもいろいろな野菜の美味しさを知れるキッカケになれば嬉しいですよね。
大人にもいいことがありました。
普段使う野菜とは違う野菜はどう調理したらいいかもわからず、地元の方に使い方や保存方法を教えてもらうことができました。
又、普段使う野菜でも「こんな調理方法があるんだ〜」というものもいくつも教えてもらえました。
たくさん買った野菜も大切に保存できる方法を知ったり、おいしく調理できて野菜のいろいろな味を楽しめるのも大きな収穫ですよね。
あと、畑にはいろいろな虫がいたりして嫌がる子もいればそれを夢中に追いかけていて作業どころではない子もいて自然を満喫することができました。
そして、すぐ隣には綺麗な川が流れていて終わってから川遊びを楽しむことができました。
川は雨が降っていたり、当日晴れていても前日までの雨で川の量が増していたりして自然の仕組みも知ることができました。
ある日は、山の方は雨が降っているような天気で畑は晴れていたことがありました。
でもそんな時は鉄砲水がきたりして危ないから川には入ってはいけないよと教えたりもできました。
そんな自然の原理も、大自然のある環境にいないと学ぶのは難しいので現代の都会っ子は知らない子が多いですよね。
キャンプに一日だけ行くよりも、4月から9月の間同じ場所に行くことで、自然や虫などの季節の変化も感じられてとても良かったです!
本で見ただけの勉強とは違い、実際の体験を通して楽しく学ぶことができ子どもだけでなく親もとてもいい経験となりました。
みなさんもぜひ、大自然の中で畑や野菜、自然のことをいろいろ知る素敵な経験をしてみてくださいね!
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