トイレトレーニング~おねしょカバー手作り方法は??~
トイレトレーニングをしているときの、夜のおねしょ対策に使える「おねしょカバー」の作り方をご紹介します!
市販のおねしょカバー
もちろん、市販でもおねしょカバーは販売されています。
しかし、価格はさまざまですが1枚で¥1300〜¥3000くらいするようです。
おねしょカバーなので、おねしょをして洗濯すると最低でももう一枚は必要になります。
つまり、おねしょカバーだけで2枚で¥2600〜¥6000くらいするわけです。
高すぎます…
筆者は、おねしょカバーにそんな価格を出すつもりはないので自分で作ったりできないか調べ始めました。
筆者は、決して裁縫が上手なわけではありませんが自分でオリジナルのものを作るのが好きなので裁縫もします。
普段はセリアでレースやボタンなどの安いパーツを買い、ユザワヤなどで安くてかわいい布を探して作ります。
しかし、今回作るおねしょカバーは自宅にあるものだけで作ることができました!
必要な材料は?
おねしょカバー1枚を作るのに必要な材料をお伝えします。
・フリースブランケット1枚
・いらないタオル(ぞうきんにでも下ろす予定の使い古したよく水を吸うタオルがベスト!)
・糸(ミシンで縫うならミシン糸)
・ウエスト部分に使用するゴム(細い帽子のゴムではなく、ズボンやパジャマに使用する太さのゴムです)
・固形石鹸
のみで大丈夫です!
フリースブランケットは、よく何かのおまけでもらえるようなブランケットで十分です。
サイズもそれくらいがちょうどいいです。
今回使うフリースブランケットのサイズは横98cm×たて67cmくらいです。
これは、少し大きめが作れるくらいのサイズのフリースブランケットです。
わざわざ、ユザワヤのようなお店でフリース生地を購入しなくても家にあるあまり使っていないものを利用して作っちゃいましょう。
もちろん、お子さんが喜びそうなフリース生地を選んで購入して作るのでもいいですね!
使用するお子さんが、幼稚園や小学生くらいで大きいようだとそのサイズのフリースブランケットでは足りないと思います。
その場合、それよりも大きいサイズのフリースブランケットを用意しましょう。
フリースブランケットのサイズは、使用するお子さんにスカートのように腰に巻きつけて、サイドの縫い代部分をプラスしてご準備ください。
先程の記載したサイズくらいあるフリースブランケットなら、わざわざぴったりに裁断したりお子さんに合わせて採寸しなくてもそのままで大丈夫です。
とにかく、手間を減らして簡単に安く仕上げるのがお子さんのものを手作りして楽しむコツです!
ウエスト部分にゴムを使用するので、それほどキッチリ採寸しなくても履けるので大丈夫です。
あまりにも大きそうなら、サイドを縫う時に中に多めに織り込んで縫ってしまえば問題ありません!
固形石鹸は何のため?
必要な材料に「固形石鹸」と記載しましたが、「何で固形石鹸が必要なの?」と思いますよね?
実は、フリース生地に固形石鹸を何度も擦り付けてから洗濯すると多少なら防水機能があるそうなんです!
びっくりですよね〜
筆者も初めて見たときには「固形石鹸だけでそんな風になる??」とかなり疑いました。
完成したおねしょカバーに、固形石鹸を何度も擦り付けてから洗濯して乾かしました。
それを使用して、おねしょをすると…
確かに!やらないよりやった方がマシだったんです。
ここが重要!!
市販品のような完全防水なわけではありませんよ?
あくまで、何もしないフリース生地よりも固形石鹸を擦り付けた方がフリース生地の外側の湿り具合がマシなかんじです。
筆者の第二子に使用していたときには、このおねしょカバーの中に更にパンツ型のおねしょカバー(市販品)と夜用オムツ(おやすみマン)を使用していました。
なので、おねしょした全てをこのおねしょカバーだけで吸収していたわけではありません。
お子さんのおねしょの量や、使用したかんじでおねしょカバーの対策を考えましょう。
実際に、第二子のときのおねしょカバーを使用したときの話はこちらに記載しましたのでクリックしてご覧ください!
しかし、始めは何度か固形石鹸を擦り付けてから洗濯して多少の防水機能を保っていました。
だんだんその作業も面倒になり、そのまま洗濯して使用していました。
このおねしょカバーの残念なこと
安くて簡単に仕上がるので、洗い替えもたくさん用意できて安心なのが最大の利点です。
欠点は、乾きにくいことです。
おねしょが布団まで漏れてしまわないよう、フリース生地やタオルなどを使用しているので普通の洗濯物と同じ時間では乾きません。
真夏ならなんとか洗濯を干している間に乾きますが、それ以外はもう一度裏返して乾かすなどの対策が必要です。
あとは、ちゃんとズボンの形に仕上げられる方ならいいのですが筆者のように簡単に仕上げたい場合はズボン形になっていなくて歩きにくいです。
真ん中を縫わずにそのままスカート状態が一番簡単に仕上がりますが、寝ている間にめくれ上がりおねしょカバーの意味がない状態になりますので必ず真ん中は縫うことをお勧めします!
作り方
①まず、フリースブランケットを裏返しで広げます。
おもて
うら
フリースブランケットの長い方がお腹と裾になります。
短い方がサイド部分になります。
長い方の片方だけウエスト部分になりゴムを通すので、折り返してゴムが通るように袋状にし写真の青い線の部分を直線縫いをします。
②使い古したタオルを、フリースブランケットの中央部分に広げます。
③タオルがズレないよう直線縫いで、タオルのまわりをぐるっと一周(青い線の部分)縫い付けます。
もし、フリース生地全体にタオルを敷きたい場合にはタオルを2枚並べたりバスタオルにしても構いません。
④そして、フリースブランケットを半分に折ります。
このとき、タオル生地がある面を外側にして半分に折ってください。
⑤半分に折ったときに、輪になっていない側のサイド(青い線の部分)を直線縫いします。
この時に、ゴムを通すための穴を縫い付けてしまわないようその手前まで縫います。
⑥ウエスト部分と反対側の裾側の中心を、全体の3分の1くらい直線縫いします。
これは裾が寝ている間にめくれ上がらないようにするために縫います。
ズボン形に仕上げられる技術がある方ならそうした方が、歩きやすいと思います。
筆者は、布団に入るときに履かせていたのでこれでも全く問題ありませんでした。
⑦ウエスト部分にゴムを通します。
お子さんに履かせてみてズレ落ちない程度の長さにゴムを切って通して結びます。
⑧タオル生地の面が内側になるようひっくり返します。
⑨固形石鹸を擦り付ける場合は、外側のフリース生地部分全体に擦り付けて洗濯します。
(内側にやっても構いませんが、タオル生地部分にやっても意味はありません)
これで完成です!
ミシンさえあれば、直線縫いばかりであっという間に仕上げることができますよ。
もし、使用していて内側の端が長すぎて邪魔なようなら布切りハサミで縫った部分から少し手間から切り落としても構いません。
ズボンなどを履いた状態で、このおねしょカバーを履くなら端処理をしなくても全く気になりませんでした。
丁寧に仕上げたい方や、技術がある方はそれなりに工夫してみてください。
いかがでしたか?
朝起きておねしょしたことがわかったときの
「あ〜またシーツやパジャマなどの大量洗濯かぁ…」
という、残念な気持ちの保護者の方々は多いと思います。
それが少しでも軽減されて、スムーズな朝の支度ができる手助けのグッズになれば嬉しいです!
おねしょは仕方ないものだと頭ではわかっていても、天気が悪くて干せなかったり、仕事に出る時間が迫っていたりするとイライラしてしまうこともありますよね。
おねしょしたことを責めずに、長期戦になってもゆとりを持って夜のオムツ外しに取り組めるといいですね。
ぜひ、おねしょ対策にお悩みの方はこのおねしょカバーを作って使用してみてください!
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