潮干狩り常連が教える!!【事前準備】持ち物や格好など~より楽しむには??~中編
潮干狩りに行くときは、結構事前準備や持ち物が重要なんです。
それを知らずに、たいした準備をせずに行くと楽しい思い出でなくなることも多々あります・・
筆者は、自分が子どもの頃から毎年潮干狩りに行っていて結婚して子どもが出来てからもずっとシーズンになると潮干狩りを楽しんでいます。
潮干狩り暦は、かれこれ35年くらい・・潮干狩りは超常連です!!
家族で楽しく、帰ってからもアサリをおいしくいただくためにも事前チェックして得する情報を教えちゃいますね。
潮干狩り初心者の方は必見です!!
潮干狩りのときの格好は??
まず、潮干狩りをするときの格好についてご紹介します。
まずは、初心者の方がしがちな格好をお伝えしておきますね。
子どもには「水着」「クロックスやビーチサンダル」という身軽な格好で「お砂場セット」を持たせる場合が多いと思います。
大人も短パンなどでサンダルもしくは裸足で潮干狩りをする・・という親子をハイシーズンにはよく見かけます。
しかし・・正直それでは潮干狩りには適しません!!
潮干狩りをする=貝殻がある場所ということをお忘れなく・・
つまり、生きている貝だけでなく中身の無い貝殻なども落ちているわけです。
割れている貝殻や流れ着いて割れたビンなども落ちていることがあります。
裸足で潮干狩りをするなんてもってのほかですよ!!
子どもは特に、そんなことも考えずに歩くので足がむき出しのビーチサンダルなんて履かせていたら割れた貝殻で足を切ることもあります。
そして、近くに岩場がある海水浴場で潮干狩りをする場合には子どもがそういった場所で遊び始めることもありますのでサンダル系のものは履かせないようにしましょう。
一番良いのは、マリンシューズ・汚れてもいいスニーカーなど足先が隠れる靴場のものをお勧めします。
暑い夏場ならともかく、そうでない場合は水着だけでやるのは考えものです。
海辺は、街中よりも寒いもの。
そして、先ほどのように岩場などで怪我をしない為にも肌の露出が多い格好はお勧めしません。
あと、よく見かけるのが子どもがスカートや洋服の裾がフレアなデザインで潮干狩りをしようとしゃがんだときに裾を濡らしてしまうパターンです。
お勧めなのは、ぴたっとしたパンツスタイルに袖がめくりやすい長袖の洋服そして長靴です。
袖がめくりやすいのは汚れない為ですが、長袖というのは海辺で寒い場合があるからです。
あと、日向でじっと作業するのでかなり日焼けもします。
首筋などが日焼けでヒリヒリしてしまうこともありますので、薄手の長袖や帽子でカバーするといいですよ。
半そでで潮干狩りに向かうと、やっていて寒くなってしまった場合に荷物がある陸まで戻るのが大変なのですぐに調節しやすい長袖で行くことをお勧めします。
なぜ長靴がいいかというのは次に説明しますね。
長靴で潮干狩りをする理由
初心者の方は「海で潮干狩りするんだからサンダルや裸足が一番足を洗いやすくていいじゃん!!」と思うでしょう。
長靴をお勧めする理由は、先ほども言ったように怪我防止のために足を保護するという意味もあります。
しかし、一番の理由は潮干狩りが終わって帰るときが楽だからです。
なぜなら・・潮干狩り場で足を洗ったりできる水道はどれくらいありますか??
有料の潮干狩り場などにはたくさん設置されているのかもしれませんが普通はそれほどたくさんの水道はありません。
潮干狩りをしている家族は、大体同じくらいに潮干狩りを終えて足や道具の水洗いを始めます。
つまり、水道が大渋滞となるわけです。
子どもなんて特にそんな列に並んで待っていられません。
長靴なら足を洗う必要がなく、すぐにそのまま靴に履き替えて帰ることができるんです!!
長靴なら自宅に帰ってからゆっくり洗えばいいんです。
ひとつだけ長靴の欠点を言うと、砂に足を取られると(特にこどもは)脱げてしまうことがある・・くらいでしょうか。
長靴の上が絞れるようになっているタイプのものだと脱げにくくていいかもしれませんね。
大人は、ショートタイプではなく普通の長さの長靴を履いてやればほとんど脱げることはありません。
失敗しない持ち物は??
まずは持ち物を一通りご紹介します。
・長靴(または、先程話していたマリンシューズなど足先の露出がないもの)
・着替え(子どもの場合2セットくらい。大人は必要ないですが心配な場合のみ)
・帽子(ひもやゴムが付いていて飛ばされないもの)
・ゴム手袋か軍手など(手が荒れやすい方・貝殻で手を切るのが心配な方)
・くまで(シャベルだと水分を含んだ砂を沢山掘るのに疲れてしまいます)
・バケツ(できれば持ち歩く小さいバケツと採ったアサリを溜めておく大きなバケツ。大きなバケツは蓋付きがいい(潮の飛び散り防止のため))
・ザル又はネット(百均などにも売っているが青い網で巾着状に絞れるタイプの物など)
・2リットルくらいのペットボトルの空き容器(車の場合4本くらいあるといい)
・レジャーシート(荷物置き場にする)
・飲み物(水分補給も忘れずに)
・ビニール袋(汚れたもの・アサリを入れたバケツ・見つけた貝殻入れなど)
・首に巻けるタオルとゴム(手を拭きたい時にすぐタオルを使えるよう首にタオルを巻いてゴムでとめておくのが一番便利。首もとの日焼け防止にも役立ちます。)
・お弁当やおやつなど
帰宅してから使うもの
これは、潮干狩りに出かける前に家に準備してから行きましょう。
海風に当たりながらの潮干狩りは予想以上に疲れるもの・・
事前に準備しておくことで、帰宅してすぐにアサリの砂抜きをすることができます。
まずは準備しておくもの
・キッチンで使う水切り(百均に売っている水切りラックなど。ザルとボウルでも構いません)
・水切りが隠れる蓋もしくは新聞紙(潮の飛び散り防止)
・長靴や道具を洗って干せるスペース(事前にスペースを空けておくとすぐに干せます)
忘れずに持ち帰るといいもの
潮干狩りが終わってさて帰りましょうか!!となる前に忘れず持ち帰ってもらいたいものがあります。
それは「現地の潮水(海水)です」。
もちろん車や自転車などでないと難しいとは思いますが・・
なぜ、現地の潮水を持ち帰る必要があるのか??というと「よく砂を吐くから」なんです!!
自宅に帰ってアサリの砂抜きをするときに大抵水道水に塩を混ぜた塩水で砂抜きをするのだと思います。
しかし、アサリだって生き物。
自分が生活していたところの自然の海水が一番おいしいんです!!
なので、現地の海水を持ち帰ってその海水を入れて砂抜きするとアサリがよく呼吸してくれるので人口の塩水りよく砂を吐くんですよ!!
ぜひ車などで可能な場合には、現地の潮水を持ち帰って砂抜きしてくださいね!!
でも、間違ってもバケツに現地の潮水をいっぱい入れて帰るのだけはやめた方がいいですよ・・次に説明しますね。
2リットルの空きペットボトル
先ほどの持ち物に書いてあった「2リットルくらいの空きペットボトル」というのは、上に書いたように現地の潮水を入れるのに使用します。
しかし、それだけではないんです!!
まず、空きペットボトルを潮干狩り場へ持って行ったら近くにある水道水を入れてレジャーシートのところに荷物と一緒に置いておきます。
すると海風にもレジャーシートが飛ばされなくて済みます。
もちろんそのためだけではありません。
潮干狩りを終えてレジャーシートに戻ってきたときに、手を洗ったり道具の砂を流したりするのにこの水道水を使用します。
先ほども言ったように、水道が少なく混んでいる場合があるので便利なんです。
使い終わったら、現地の潮水をそのペットボトルに入れて持ち帰るというわけです。
ペットボトルの空き容器を持って行くと、1つで3役こなせる便利グッズになるんです!!
車や自転車でない場合は、海水を持ち帰れないのでそれほど必要ないかもしれません。
車などの場合は、ぜひ忘れずに持参してくださいね。
先程お伝えしたように、バケツにいっばい潮水を入れて車などで持ち帰ると振動で倒れたりこぼれたりするので大変なことになりますよ(笑)
いかがでしたか??
お役にたてる情報はありましたか??
長い間潮干狩りに通っている筆者の情報が役立ったら嬉しいです。
持ち物や事前準備をしっかりとして潮干狩りを楽しんできてください!!
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